格式ある旅館のような佇まいに、モダンテイストが融合した外観のE様邸。東京の建築家による設計監理で、施工を北上ホームサービスで実施しました。
仕事の都合で海外に住むこともあり、生まれ故郷には戻る予定がなかった、と話すE様。「もともとは、老後に田舎に家を建てて住みたいと考えていました。でも考えてみたら、老後ではなく、身体が動く今でも良いのでは、と思ったことが家づくりのきっかけです」と話します。「自分たちがイメージする理想の形があって、建築士に図面を依頼しました。北上という冬の寒さの厳しい気候風土でも快適に暮らせる断熱性能を持つ住宅を建てることが出来、この話を熱心に、かつ面白いと言ってくださったのが北上ホームサービスさんでした」。
施主・設計管理者・施工業者の3者が同じものを目指し、互いに尊重し合ったからこそ、納得の住まいができたと話すE様。「自分自身もやりたいことがはっきり見えていたし、柔軟な発想の設計者、丁寧な仕事をする施工業者の最高のチームだったと思っています。メールやショートメッセージなどのツールも活用しながら、やり取り出来ましたし、意思の疎通も図れました。良い信頼関係が築けたからこそ、理想通りの快適な家ができました」とも。
暖かさに対するこだわりがあったと言うE様。「マンションからの引っ越しでしたので、ある程度の寒さと光熱費は覚悟していたのですが、寒いと思ったことは一度もありません。電気代も以前と変わらないのではないでしょうか」と喜びの声も。
ダイナミックなデザインと繊細さが調和したE様邸。「デザインを決める段階で、妻が好きなホテルの雰囲気などを、画像なども交えてお伝えしました。おかげさまで二人のお気に入りが詰め込まれた空間に仕上がりました」の言葉通り、ゆったりとくつろげる、伝統的な和を感じさせる洗練空間です。
「私たちの場合は、目的がしっかりと決まっており、3者間の打ち合わせも入念で、将来を見据えた暮らし方や生活環境を考えた家づくりを行いましたので、快適かつ満足度の高い住まいになりました。インターネットの情報などを見ると、コンセントの数や位置などの失敗談などが載っていたりしますが、我が家には後悔ポイントはひとつもありません」と笑って話してくださいました。