C様ご家族の暮らすお宅は、柱と基礎を残し、間取り・住設等を総替えした大規模リノベーション物件です。C様邸は、白を基調にした明るく開放的な空間で、収納もたっぷり。構造上外せない壁や柱があり、一部広さなどに制限はあったものの、概ね満足していると言います。
「親族が所有し、以前は賃貸物件としていた家で、ここ数年は空き家となっていました。基礎や柱はしっかりしていたのでいかす形とし、自分たちが生活のしやすい動線でプランニングをお願いしました」。北上ホームサービスは、減築高断熱リフォームを行った親族からの紹介で、他社は検討しなかったと話すC様。「身近に施工実績があったので、安心してお任せできました」とも。

「将来、足腰が弱って階段の昇り降りが辛くなった場合のことも考え、１階だけでも生活できる間取りにしています」と話すC様。現在は、お子さんが小さいこともあり、２階の部屋はあまり使用していないそうですが、お子さんが大きくなって自分の部屋を希望した場合にも対応できる、ライフスタイルに合った暮らしができる住まいです。
間取りだけではなく、しっかりと断熱を施し、快適性能を向上させたC様邸。「2月初旬のかなり冷え込みの厳しい時期の入居でしたが、部屋の中は寒くはなく快適です。結構薄着で過ごすことも多いですね」と話します。スリムで場所をとらないパネルヒーターは、火を使用せず空気を汚さないため安心です。

これだけは譲れないというベースとなるものを夫婦の間で決めておくことが大切だと話すC様。お二人の場合は、長く暮らす住まいなので、暮らしの満足度を高める使いやすい間取りの工夫が必要だと考えていたそうです。
「寝室を１階にした都合上、キッチンで料理をした時の匂いや生活臭がこもらないよう、調理スペースを壁付けにしたり、空気の通り道を作りました」。キッチンカウンターは、お子さんが遊んでいても目が届くよう、低めにしています。
「設計の図面を見てもイメージが付きにくい箇所もあると思います。そんな時は現場を見てみることをお勧めします。プロならではの目線でのアドバイスも期待できますよ」と話してくださいました。