2階建てだった築40年近くになるご実家を、ロフトのある平屋へと減築リフォームしたS様。「数年ごとに引っ越しを伴う転勤があるため、両親から相続した実家は貸家にしていました。転勤で生まれ故郷に戻ってきたこともあり、生家をリフォームし自分たちで住むことにしました」と話します。
「寒さ厳しい北国ですので、断熱の仕様には妥協しませんでした。一般的な住宅の2倍の断熱材の量、サッシもオールトリプルガラスを採用しました」とも。

日々の生活は建物の1階部分のみで事足り、2階についてはあまり使うことがなかったと言い、掃除や管理など今後のことを考え減築、空間を有効活用するためにロフトを設置しました。結果、コンパクトで手入れのしやすい住まいになったと話します。

既存の住宅の骨組みだけを残し、間取りを変え、断熱性を高め、高性能住宅に生まれ変わったS様邸。柱・梁・桁を追加・補強を行い、床・壁・天井を全て入れ替えました。さらに、窓については、外の気温の影響を受けにくく、快適な室内空間をつくるトリプルガラスを採用しています。「北上ホームサービスの千田社長からさまざまな提案をいただき、参考にしました。新築にしてもリフォームにしても、自分たちにとって何を優先すべきなのかをしっかり考えることが大切だと思います。私たちは長く快適に暮らすためにも、先々かかる光熱費に重きを置きました」とS様。エネルギーロスを抑え、年間の光熱費を節約してくれる、家計にも環境にも優しい住まいになったと話します。