家を建てようと考えた時にスケッチブックを購入し、住み始めてからの自分たちの生活を想像しながら間取りを描きプランを練ったと言うS様。「家は人生において長い時間を過ごす空間。快適に暮らすためにもまずは自分たちの希望条件を整理し、実現したいことを書き出してみました」と話します。
住宅展示場などを回り、実際にプランや見積もりを取ったのは３社。「実は他社に決まりかけていたのですが、要望を話すにつれて最初に掲示された坪単価とはかけ離れた金額になっていきました。北上ホームサービスさんに、自分で書き出したプラン・間取りをベースにした図面を持参し、予算と間取り、設備の希望を話したところ、予算内に納まり、かつたくさんのアドバイスをいただきました」。

住宅価格はもちろん、住宅ローンや家具・家電製品・インテリアの購入、ほかにも火災保険料や引っ越し費用などにも関わってくるので、積み重ねるとかなりの金額差になる消費税。S様ご夫妻が本格的に家づくりの検討を始めたのは、消費税が引き上げられることがわかったタイミングで、増税が家づくりを後押しする形になったと言います。

さらに「お金のことをきちんと把握し、家を建てた後の生活を考えることも大切」と話し、「例えば夕飯の材料を買いに行く時は、財布の中身を確認しますよね。ひと月の予算があって日々の予算がある。住宅も同じだと思うんです。建築予算を決め、貯金金額を把握、頭金や無理なく返せる月々の住宅ローン金額を考え、進めていくものだと思います」と話します。

明るく開放感のある吹き抜け、キッチンからユーティリティー、バスルームまで直線で繋がる快適な動線のS様邸。これから先、家族構成に変化があっても対応できる可変性のある間取りもお気に入りだと言います。「他所のお宅の玄関先や軒下におもちゃや三輪車、タイヤなどが置きっぱなしになっているのを見て、残念だなと思っていました」と話し、スッキリと暮らせる収納スペース豊富な住まいにこだわったそう。シューズクロークにはハンガーパイプや、除雪道具などを置いても余裕のある空間を確保しました。これから家を建てることを検討している方に向けて、「完成見学会は実際の生活のスケール感を実感できるのでオススメです。実際の素材感や感触を体験することも大切」とアドバイスしてくださいました。