地中熱利用のエコで心地良い住まい
北上市二子町K様邸 平成26年3月入居
愛着わく心地良い家
息子さんと3人で住んでいた家が古くなってきたため、同じ敷地内に自宅を建てたK様ご夫妻。そこに、近くの賃貸アパートで暮らしていた長男夫婦と幼い孫3人が加わり、8人の大家族になりました。子ども世帯と同じ住宅で暮らす「多世代同居」が見直されつつある中、K様がこだわったのは家族みんなが快適に過ごせる空間。木目の美しい杉の無垢材で造作したカウンター、桧の羽目板を張り上げたトイレの壁、肌触りの良い無垢のアッシュ(タモ材)の床など、木の温もりあふれる室内は、白を基調とした明るい空間に仕上がっています。「孫たちが外から帰ってきてすぐに手洗いができるよう、玄関にはミニシンクを付けてもらいました。家族が多いので収納も工夫し、小上がりの下は引き出し収納になっています」と奥様。
冬の寒さを自然の力でゆるやかに
K様邸は、地中熱ヒートポンプを採用した人にも環境にもやさしい住まい。地中の温度は年間通じてほぼ一定しており、この地中熱の恒温性を上手に利用し暖房するエコなシステムです。
「以前住んでいた家はとても寒く、特に冬時期は家族が過ごす一部屋だけが暖かく、ほかの部屋や廊下はヒヤッとして身をすくめていました。
今の家はしっかりとした断熱性能のおかげで、どこにいてもほんのりと暖かく快適」と話します。「家づくりを検討しいろいろと調べていくうちに、地中熱を利用する暖房システムがあることを知りました。住宅メーカーのモデルハウス見学にも足を運び、広告にも目を通したりと、自分たちなりに勉強し検討、結果、地元岩手で施工事例のある北上ホームサービスさんにお願いすることにしました」。
こだわりがカタチになりました
K様邸は、ご夫妻のこだわりがたくさん詰まっている住まい。キッチンには、作業スペースとして便利に使えるカウンターを設置、一部をオープンタイプにしたことで圧迫感なく仕上がっています。ダイニングテーブル下には、本を飾ることのできるバー付きニッチを作り付けました。また子供部屋に設けたロフトは、収納スペースとして大活躍。主寝室には書斎スペースを併設しています。