M様邸は、2棟の家を渡り廊下で繋いだ、完全分離型二世帯住宅。ご主人のお父様が暮らす親世帯と、夫婦と2人の子供の住む子世帯が同一敷地内に建っているので、二世帯が気兼ねなく交流できるつくり。家事や掃除などをお互いが出来る範囲内で協力し合え、かつプライバシーを確保できます。平屋のため2階建てに比べて構造的に頑丈で地震にも強い住まいです。
「以前住んでいた家は、建ててから3カ月も住まないうちに震災に遭い津波に流されてしまいました。家の再建にあたっては、健康に配慮した暖かく丈夫な家にしたいと考えていました」と奥様。新居は無駄な動きの無い動線で、特にキッチン・洗面所・トイレへの出入りがスムーズでストレスが無いと言います。
新たな気持ちで家を建てることを決めたものの、地元は復興で忙しく、以前依頼した工務店に頼むことを躊躇したというM様ご夫妻。「建てるまでかなり待たされてしまうかも、という思いがありました。ならば心機一転、全く別の住宅会社で自分たちの納得のいく家を建てようと考え、条件に合うところを探しました」と奥様。図らずも様々な住宅会社の新築住宅が建ち、あちこちを見て周ったと話します。インターネットや雑誌の情報なども検討し、構造・断熱・デザイン・費用面で理想に近かった北上ホームサービスに連絡をとったそう。「社長の千田さんのお人柄に惹かれてお願いすることにしました。 "売ろう"という感じではなく、"まずはうちの建てる家を知ってください"というスタンスにも好感が持てました」。
北上ホームサービスの工場の様子や、実際にお住まいになられているお施主様の生の声を聞き、より具体的なイメージをつかめたと言うM様ご夫妻。平屋の家は軒先が長くなるので、部屋の奥まで光が届かないつくりの場合もありますが、M様邸は計画配置した窓のおかげでたっぷりの陽光が差し込みます。木の温もりと相まって、開放感のあるやさしい空間に仕上がっています。「工務店さんに任せきりにするのではなく、自分たちの要望は遠慮せず伝えた方がよりよい家が出来ると思います」と奥様。「相談しやすい環境も大切。千田社長は私たちの話しをじっくり聞いてくださって、何か質問をしたりお願いをしてもスピーディーで柔軟な対応で、安心できました。意思疎通ができたおかげでズレが生じることもなく、理想の家になりました」と話してくださいました。